
化合物スクリーニング
支援フロー
化合物サンプル請求から成果報告までの流れ
各種申請書一覧は こちら
- 支援の母体事業AMED BINDSの ワンストップコンサルティング・支援窓口 よりBINDS支援に初めてお申込の方は「利用者登録」、登録済の方は「ログイン」
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同ワンストップコンサルティング・支援窓口
より「コンサルティング」申請
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(計画段階、アッセイ系構築中の場合、コンサルティングを踏まえ、種々の準備が整ってからサンプル提供手続に進みますので、まずは安心してお申込みください)
希望担当者は「小島宏建」を選択、相談内容はnon-confidentialな語句で記入;記入例は こちら
- 創薬機構より面談日程調整の連絡(通常オンライン(Zoom)利用ですが、施設利用の希望等により対面でのコンサルティングも可)
- 打合せ時に可能な範囲でご説明頂きたい事項を参考に面談にてお話しいただくご準備
HTSの前に確認していただきたい事項の内容についても検討状況があればお話しください - 面談資料、および仮提出版の(お分かりになる範囲で記入された)化合物サンプル提供依頼申請書(様式12)のExcelファイル、インシリコスクリーニングによる化合物選択などのために化合物情報をまず必要とされる方は、化合物データベース提供依頼申請書(様式11)をメールで創薬機構に提出(オンラインストレージ経由も可)
- 創薬機構職員と面談(confidential情報も交えて、提供サンプルの種類や数、スクリーニングカスケード等、最適なプランをご一緒に考えます。初回の1回だけでなく、必要に応じて随時実施します)
- BINDSワンストップ窓口から届く『支援コンサルティングの結果について』というメールにしたがって、AMED BINDSへ『支援』申請
- 申請受理後は定期的に「支援課題の進捗報告のお願い」というメールが届き、追加申請によるサンプル提供等も終えた支援完了時点を100%としたときの進捗度報告(定期的な進捗報告サイトの自由記載欄には、重要あるいは急ぎのご連絡は記載せず、E-mailにて創薬機構に直接お知らせください)

- スクリーニング実施のためのアッセイ系構築が完了していない場合、コンサルティングでのアドバイスを参考に構築を進めていただきます。その際、ご要望に応じて創薬機構の担当者が支援いたします
参考資料:HTSの前に確認していただきたい事項

- 化合物提供包括契約書_項目表.xlsxに必要事項をご記入いただき、エクセルファイルのままメール送付。この段階での貴機関決裁は不要です
- 化合物提供包括契約書_項目表.xlsxの内容をもとに、創薬機構が 化合物提供包括契約書.pdf を作成し、メールにて送付
- メール記載事項をお読みいただき、貴機関の決裁(全申請者に対し、同一条件で提供するため、条文修正はご容赦ください)
- 貴機関の決裁完了後、契約書のpdfを2部印刷・製本後、機関印押印のうえ、創薬機構へ郵送
- 受領契約書に弊学機関印を押印後、創薬機構から1部を貴機関へ返送

- 実施するスクリーニングのアッセイ系に基づく化合物サンプル提供依頼申請書(様式12)をメールで創薬機構に提出し、創薬機構が内容確認
- 創薬機構からの修正依頼をさらに反映させ、間違いがないことを確認された最終版の化合物サンプル提供依頼申請書を申請者本人(Ccに申請者でも可)からExcelファイルのままメールにて創薬機構へ再度提出(サンプル準備を開始するため、以後の修正はご遠慮ください)
- 創薬機構は化合物サンプルプレートを作製して納品受領書と共に送付、もしくは機構内で受渡し
- 創薬機構は化合物提供実費料金表に基づいて算出された提供実費額の見積書をメールにて別送
(見積書と納品受領書は大学発行の公式書類ではないため、機関印は押せません) - 化合物サンプルを受領後、署名済の納品受領書をFAXまたはPDFのメール添付にて創薬機構に返信
- サンプルのID、分注位置、分注量(新規申請時は化学構造情報と紐付く化合物サンプルIDは伏せ、出庫サンプル番号)が記載されたアッセイ結果報告書を創薬機構からメール送付
アッセイ結果報告書は、方法や結果を記入後、Step 5で返送していただく書類です
- 実費請求書を弊学薬学系研究科事務室より貴機関へ送付
- 請求書に基づき支払

- 化合物サンプルを用いてアッセイ
- 申請した使用期間内のアッセイ完了が困難となるなど、当初の申請内容の変更を希望する場合は、創薬機構に速やかにその旨申出、創薬機構の連絡に従い、変更届(様式33)をメール送付
- ご希望に応じ、創薬機構担当者が、ヒット化合物選択や今後のスクリーニングの進め方について随時コンサルティングいたします
- Step 4の化合物サンプル提供時にメールで送付されたアッセイ結果報告書に方法と結果を記入して、同メールに記載された提出方法で返送
(報告書は、ファイル名が「(5桁受付番号)_Lab report form_・・・」のExcelファイルです。本サイトに掲載しているファイルは書式例ですので、必ず個別送付されたファイルに結果を記入)
その際、化合物サンプルIDや構造式の開示を希望する場合には、その旨メール本文に記載し、『アッセイ結果』タブシートの一番左のA列に”1”を記入 - 創薬機構で報告書を確認し、開示希望情報をお知らせ

- 必要に応じ、確認試験、高次アッセイ用に追加サンプル請求をStep 4に戻って行う
- 化合物提供とアッセイ実施~結果報告のStep 4~5は必要に応じて何度でも繰り返し可能

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一次スクリーニングの後の再現性評価や異なるアッセイ系による高次評価等の後に得られるヒットサンプルについて、論文等での成果公表や創薬を目指す構造展開の前に、用いたサンプルの化学構造式や純度の確認などを行い、活性の本体となる物質の同定が必要となります。
高純度であることをことを確認し入手した化合物ライブラリ―ではありますが、弊機構が全提供サンプルの化学構造や純度を保証することは事実上困難です。そのため、利用者の皆様には溶液サンプル調製時に全サンプル統一条件でLC/MS測定データを取得し、ソフトウェア一斉解析により算出した純度推定値を化合物データベースに収載したり、化学構造情報の開示の際に構造式に併記したりしてお知らせしています。低純度の検定結果であったサンプルもありますし、実際には高純度サンプルであっても、溶解度の低さや質量分析装置内でのイオン化の具合等に起因して低純度の結果となっている場合もあります。
創薬機構では、ご依頼により重要なサンプルについてLC/MSチャートを個別確認いたします。あるいは、化合物純度検定依頼申請書(様式14)のご提出により、現時点でのサンプルの純度検定依頼も受け付けています。サンプル調製時に高純度とされるサンプルについても、長期安定性に懸念のある構造の重要なサンプルについてはご申請ください。
なお、低純度とお知らせしたサンプルについては、弊機構は構造確認できていませんので、現状のままでは構造式の公表承認をいたしかねます。公表を希望される場合には、NMR測定(原末提供応相談)や別途入手、合成にて構造確認等が必要です。弊機構では、これらサンプルをCore LibraryやAdvanced Core Libraryなどからは除外し、Full Libraryでも提供順位が一番低いGeneral Cに集めて区別しています。
- ヒット化合物からの構造展開やADME・物性測定支援を希望の場合、創薬機構に相談 /ul>

- 弊機構の化合物情報は契約上の秘密情報としてお伝えしています。そのため、化合物提供で得られた成果を学会発表や論文投稿、特許出願される場合には必ず事前に(査読者を含む第三者に化合物情報を開示する10日前までに)化合物利用成果公表申請書( 様式16 )を創薬機構にメール提出してお知らせ下さい。公表見合わせ等のご検討をお願いする場合もありますので、早めに申請してください。化合物情報を含まない発表については申請不要です。論文のタイトルや投稿誌が変更になった場合、論文が受理された段階でご連絡いただくのみで、再申請は不要ですが、公表希望化合物に変更がある場合は、再申請をお願いいたします
- 公表時に本支援の母体事業である「AMED生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)」への謝辞にもご協力下さい
英文の場合:This research was partially supported by Basis for Supporting Innovative Drug Discovery and Life Science Research from AMED under Grant Number JP24ama121053 (support number xxxx). “xxxx”には、BINDSの課題番号4桁を記入して下さい - 公表承認された論文あるいは特許が公開される段階で速やかに化合物利用成果の一般公開用報告書( 様式17 )を創薬機構にメール提出してください。記載内容は本サイトの支援実績のページに掲載されます
- 弊機構からの提供サンプルがきっかけとなり、製品化や事業化に成功された場合は、是非ご一報ください

- 創薬機構の支援が不要となった(支援完了)時点で、創薬機構に連絡し、AMED BINDSから届く「支援課題の終了報告をお願いします」というメールに記載されたURLより、支援の経過や結果を簡単な文章にてウェブ提出