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支援内容

支援内容



ご要望に応じて最適なHTSアッセイ系構築のコンサルティングを行います。これまでのご検討結果を拝見しながら、バラツキの改善や再現性の確認など、HTSに耐えられるアッセイ系構築のためのアドバイスいたします。より多種の化合物を評価できるようアッセイのミニチュア化(384プレートや1536プレートの使用)や試薬コスト節約を意識した条件検討などのアドバイスを行います。弊機構のスクリーニング機器を利用したオンサイトでの相談も可能です。

またスクリーニング実務においてもスクリーニング実験を効率良く遂行されるための技術指導に応じています。スクリーニング途上でのトラブル対応、アッセイ結果解析(ヒット化合物の選び方)についても、ご相談やご支援を行っています。

参考資料:HTSの前に確認していただきたい事項


アカデミアの化合物スクリーニングにおいてコストは常に課題であり、発光キットなどでは、各種Kinaseや糖転移酵素に対する数万サンプル規模のHTSは困難でした。創薬機構では、反応で生じるADPを蛍光測定する低コストアッセイ系を開発し、多くの方々を支援した実績があります。


化合物サンプルはDMSO溶液として、必要量をμL単位でピペット分注、もしくは、ハイスループットスクリーニングに適用可能なアッセイレディプレート(Echo分注装置によるnL単位での微量分注)でマイクロプレートに入れて提供いたします。詳細は化合物ライブラリー活用の参考資料の「3.プレート分注の形態」にございます。ご不明な点はコンサルティング時などにお尋ねください。

  • 提供サンプルのピペットuL分注フォーマット(基本フォーマット)
  • 化合物プレート・溶液の取り扱い​
  • なお、化合物サンプル提供にかかる実費(消耗品代、送料等)につき、化合物提供実費料金表に基づく額のご負担をお願いしています。

    ◆申請書式

    申請書(様式11および12)は、可能な範囲で記入されたExcelファイル(必要に応じパスワード設定して下さい)のまま、弊機構まで機関決裁前にメール送付して下さい。内容確認後、担当者よりその後の手順についてご案内いたします。今後の化合物サンプル提供契約は、研究課題毎に1回の包括契約とさせていただきたく、Ver 10以降の様式12をご使用ください。

    1. 化合物データベース提供依頼申請書様式11]ver 8.03(SD File、SMILES形式で提供 ver 8.00以降をご使用ください)
    2. 化合物サンプル提供依頼申請書様式12]ver 10.40(ver 10.10以降をご使用ください)
    3. 化合物純度検定依頼申請書様式14]ver 1.00
    4. 化合物利用成果公表申請書様式16]ver 10.00
    5. 化合物利用成果の一般公開用報告書様式17]ver 7.00
    6. 変更届様式33]ver 1.00(様式12に記載されたサンプルの使用期間等の変更)
    ◆申請書以外の手続関係書類
    1. 化合物提供包括契約書_項目表(BINDS支援課題毎に初回のサンプル提供時のみ)
    2. 化合物提供包括契約書 雛形 ver 6.10(同一条件でのご提供のため、条文修正はご容赦ください)
    3. 化合物提供実費料金表(2025年度)
    4. 報告書フォーマット(こちらはサンプルです。サンプル提供時にメールにて別送されるプレート内のサンプル配置情報が記されている受付番号が付された報告書に結果をご記入ください)
    ◆その他の確認書類
    1. 打合せ時にご説明いただきたい内容
    2. アッセイ系のバリデーションの手順
    3. 化合物プレート・溶液の取り扱い
    4. 提供サンプルのフォーマット(ピペットμL分注の基本フォーマット;Echo nL分注のフォーマットは申請書に記載)
    5. 化合物ライブラリー活用の参考資料 ―より深く知りたい方に― 2024年7月
    6. 東京大学所有の化合物サンプル提供指針(指針の骨子は旧組織から変更なく、寄託サンプルには適用しません)